【豆知識】アクセサリーの変色原因&温泉にもつけられるアクセサリー
ネックレスなどつけっぱなしで温泉に入って黒くなったことありませんか??
温泉に入ってアクセサリーが変色した経験がある方は、少なくないはずです。
なぜ温泉にはいると変色してしまうのか・・・
変色原因と変色しにくいアクセサリーをご紹介いたします。
温泉に入ったらアクセサリーが黒くなった!なぜ?
一般的にアクセサリーが変色してしまう理由は、空気中の酸素・汗や皮脂・洗剤・シャンプーなどの化学薬品・温泉の成分などに反応することだと言われています。
泉質にもよりますが、温泉に入って身に着けていたアクセサリーが黒くなる原因は、温泉に含まれる硫黄や硫酸ナトリウムの成分が原因となって起こる硫化です。
硫黄は温泉だけでなく、空気中にも含まれるため、置いておくだけでも黒く変色したりすることもあります。また、汗や皮脂にもわずかな硫黄が含まれているため、錆の原因の硫化がおきることもあるのです。
では、その錆の原因の硫化が起きにくいアクセサリーの素材は何か?
錆びにくいアクセサリーの素材
・チタン
チタンが金属アレルギー症状を引き起こしにくいこと、鉄と違ってさびないのにはわけがあります。チタンの表面に生成される酸化皮膜は汗で溶けない、水などによって表面が侵されない特徴を持つからです。
ただし丈夫で肌にやさしいチタン素材も、フッ素化合物や苛性ソーダといった液体にひたすと、さすがに溶けてしまうようです。しかし、そのような環境下の温泉湯は聞いたことがありませんね。
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・ステンレス
ステンレスは、サビに強く耐久性も高い金属と言われています。鉄にクロムを混ぜることで、表面に不動態皮膜と呼ばれる膜を形成します。 クロムは鉄よりも酸素に結び付きやすい特性から、鉄が酸化するよりも先にクロムが酸化し、酸化皮膜となって表面を覆います。 傷がついてもすぐに再生するこの膜のおかげで、錆の発生を防ぎます。
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・スターリングシルバー
残念ながら銀は、硫黄に反応しやすいのでチタンやステンレスよりは、黒くなりやすいとされてます。
ですが、スターリングシルバーはただのシルバーとは違うので、シルバーよりは硫化がおきにくいとされています。
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まとめ
基本的に何も入っていないぬるま湯でネックレスが変色することはありません。
ですが、絶対に錆びないわけではありませんので、お手入れなどは怠らないようにしましょう。
使用後に真水でサッと洗いふきとったり、毎回軽く拭きあげるだけでも、持ちが良くなります。
錆びづらいとはいえ、金属は水には弱いので濡れた状態での放置はやめたほうがいいでしょう。
万が一黒く変色した場合は
アクセサリークロスなどの専用の布で磨くだけでほとんどが元に戻ります。
長く愛用するためにも、お手入れは欠かさないことをおすすめします。